『ぎんなみ商店街の事件簿』読後

結構評判になってる小説、

『ぎんなみ商店街の事件簿 BROTHER編/SISTER編』

両方とも読破いたしたっ!!

めっちゃ面白かったです! 

特に、同じ事件が”二つの視点”で描かれている点! 

この二冊で、同じ事件の全容が全く違ってみえる、もしくは補完しあっている。

 

あとは、これ重要なんですが、キャラが推せます(*=ω=)b

メインの登場人物はBrother編は4兄弟、Sister編は3姉妹なのですが、読めば誰かは推せるんじゃないかってくらい兄弟姉妹でもキャラや性格が違います。

 

 

 

【※この後、人間関係の変化などの若干のネタバレを含みます(謎解き関係のネタバレはありません)】

 

 

 

自分は、三男君と三女さんを出てきて数ページで推しはじめてはいたのですが、読んでいる途中までBrother編とSister編のキャラが全く出会うことがなく・・・。

「あれ?これ出会わないまま話が進むのでは・・・」

と考え始めたあたりで来たのですよ、交錯する瞬間が!!!

 

うんうん・・・わかるよ!

楽しいよね、自分と近い考え方や思考回路を持っていて、打てば響くような会話ができる相手って、一生のうちでそんなに多く会えるものじゃない。

 

そんな人に子どものうちに巡りあえるのって、本当に最高に嬉しい瞬間だよ!

そういう相手って、何時間話していても楽しいし、どんなに話し込んでいても新しい発見があるし。

 

あの二人が邂逅して会話が動き出して、相手を理解した瞬間が、自分は一番好き。

 

もちろん、事件解決まで奔走するBrothersとSistersも、商店街の人々もその裏側も(!?)、見所ばかりある作品。

有名どころ様がコミカライズとかアニメ化してくれないかなぁ(切実)。

 

もしも続編が出たら絶対読みたい作品が増えました!

ありがとうございます( *´艸`)